コラム

2018/02/26 キャリアコンサルタントのキャリアアップとは

キャリアコンサルタントのキャリアアップとは?

キャリアコンサルタントをしていて、キャリアアップしたい!といった話をよく聞きます。クライエントさんのキャリアアップについて考えることはあっても、キャリアコンサルタントがキャリアアップするにはどういう発想が必要なのでしょう
私は、これからのキャリアコンサルタントには、仕事を作っていく力が必要だと思っています。
キャリアコンサルタントの方は、みなさん最高にいい人が多いように感じます。誰かの為に頑張りたい。とか、同じ境遇になった人を助けたい。とか、自分より相手に視点が向いている方がとても多く感じます。けれど、キャリアコンサルタントを取ったけれど食べていけないという声も良く聞きます。仕事がない・・・。とか、仕事はあるけどこの分野ではない・・・。とか。
だからこそ、その思いを実現して、キャリアコンサルタントで食べていくためにも仕事を創るという視点も必要になってきている気がします。

キャリアアップとは

そもそもキャリアアップとは簡単に言えば、①収入や地位の上昇が伴う転職②今の組織での昇進・資格取得③業務遂行能力の3点が挙げられるものです。
中でも私はフリーでやらせていただいていることと共に、キャリアコンサルタントをもっと世に普及させたいとの思いから、仕事を増やすという観点は③の業務遂行能力の向上に当たると思っています。
本来、業務遂行能力というのは時間効率を上げたり、営業でTOPになるぜ!といった感じのニュアンスなのですが、キャリアコンサルタントで食べていく為に必要になってくるのは、仕事を作る力を伸ばすことではないかと考えています。

仕事を創っていく

仕事を創るという観点で、今私が推しているのが制度普及の観点です。
特に、わかりやすいものとしてセルフ・キャリアドック制度の普及を考えています。
私達キャリアコンサルタントは、1対1の支援を通してクライエント自身の力で、より良い選択ができるように支えていくというものです。この制度の中にも、1対1のキャリアコンサルタントを獲得する機会はあります。しかしそれ以上に関わる余地があり、興味深く感じる点として計画段階から企業と打ち合わせし実施計画を策定したりなどのコンサルティングを行うことにあります。
この制度においてはジョブカード制度を用いたキャリアコンサルティングを行うことにも特徴があり、企業を通してキャリアコンサルティングを普及させることができるものだと考えています。

環境を変えていく

仕事を創るという観点から二つ目の思いは、環境への働きかけでしょう。
私達キャリアコンサルタントは、マッチングの現場で働く事も多いと思いますが、マッチング先の環境まで手が回らないことが多いのではないでしょうか?
職務の一つとして定着の支援というものもありますが、環境に働きかけるという視点で仕事を考えてみてもよいのかもしれません。
そこで私達が今推しているのは、ユースエール認定の普及です。
ユースエールは若者育成に積極的な優良中小企業を認定するものですが、残業や離職、有給休暇の所得具合など企業内の環境をよりよくする為の取り組みなのです。
マッチング先に責任を持つという意味でも、就職後にもキャリアを考える機会を持てる企業を増やす意味でもキャリアコンサルタントが関わっていける分野だと考えています。
 

セルフ・キャリアドック制度の詳細はこちらから >>>

ユースエール認定制度の詳細はこちらから >>>

 

木村 俊夫(きむら としお)

セルフキャリアデザイン協会 副会長
株式会社ファサディエ EAP事業部 キャリアコンサルタント

 
キャリアコンサルタント / JCDA認定CDA / ファイナンシャルプランナー
個人情報保護士 / 個人情報保護監査人 / メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種合格
 
プロフィール
1984年生まれ。岡山県出身。
“自分の未来は自分で創る”“自主性を持った人の育成”をテーマに活動中。
フリーランスのキャリアコンサルタントをしております。
若者の就業支援と、受け入れ企業の環境整備に強い関心を持ち活動しています。